怨霊に汚された平城京
七八四年、桓武天皇は平安京遷都に先だって京都の長岡京に都を移した。
怨霊に汚された平城京から逃れるためであったが、遷都主唱者の藤原種継が暗殺されるなどの事件が多発し、長岡京も怨霊に崇られた地になってしまったのです。
そのため桓武天皇は、わずか十年の間に再び遷都を強行したのです。
それはもちろん、こんどこそ悪霊に汚されない都を造るためでした。
このため、平安京には平城京・長岡京を汚した悪霊から都を護るためのさまざまな都市計画がなされたのでした。
この計画のもと、盤石な鎮護国家の中心都市が形成されることになります。
まず、第一に平安京を都に選んだ第一の理由は、この地が「四禽(神)相応の地」とされることにありました。
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