アレキサンドライト

アレキサンドライト (alexandrite) は、1830年、ロシア帝国ウラル山脈東側のトコワヤのエメラルド鉱山で発見された。鉱物名の金とベリルを意味する、ギリシャ語からきているクリソベリルという鉱物の一つで、金緑石(クリソベリル、BeAl2O4)の変種。
微量に鉄、クロムなどの不純物を含む。モース硬度は8.5。青緑色系スペクトルの強い太陽光(または蛍光灯の明かり)の下では暗緑色を示すが、赤色系スペクトルの強い白熱灯や蝋燭の明かりの下だと色が鮮やかな赤色に変わる。これは黄色系スペクトルを吸収するクロムを含有し、また石が反射する光に赤色要素と緑色要素の両方が平均的に存在し、青みが強い光線の元では青色系の色を、赤みが強い光線の元では赤色系の色を反射するためである。