マラソン
マラソンも得意な短距離選手はなぜ出てこない?。
「運動はまるでダメ」「短距離は得意だが長距離はどうも」「マラソンなら任せて」というように、人によって運動能力は違います。
こうした個人差は、筋肉の中身の違いからくるもの。
筋肉は、速筋線維、中間筋線維、遅筋線維という三種類の筋線維が混じり合ってできています。
速筋線維は、収縮の速度が速く、大きな力を出すことができるので、短距離、砲丸投げ、相撲などに向いています。
一方、遅筋線維は収縮度が遅く、力も大きく出せません。
しかし、持久力に優れているので、マラソンや遠泳向き。
この速筋線維と遅筋線維は、生まれながらにして持っている割合が決まっていて、それが運動能力の個人差となって現われるのです。
ちなみにカール・ルイスの足は速筋が85パーセントを占めるのに対し、あるマラソン選手の足は92パーセントが遅筋だと言います。
老化によって衰えるのは主に速筋線繊で、遅筋線維は鍛えておけば、あまり衰えません。
中高年からの山登りやウォーキングがはやっていますが、すべて遅筋線維を使った運動ばかり。
その頑張りは、楽をして育った若者には負けません。